こんにちは、きゃむです。
今回は、8月にNISAで購入した富士フイルムについて、その後の保有状況と、今の考えを整理します。
私は2026年8月7日、決算発表後に下落した富士フイルムを3,200円で購入しました。その後は買い増しも売却もせず、現在も保有しています。
最初にお伝えしたいのは、私は富士フイルムを高配当株とは考えていないということです。購入したのは、長期的な事業成長と、それに伴う増配を期待したためです。
その考えは今も変わっていません。ただし、ここから株価が下がっても、買い増しは考えていません。
「長期的に期待しているなら、安くなったところで追加すればよいのでは?」と思われるかもしれません。今回は、その理由も含めて書いてみます。
この記事で分かること
- 富士フイルムを購入したときの考え
- 現在も保有している理由
- 株価が下がっても買い増ししない理由
- 今後の決算で確認したいポイント
先に結論をいうと、購入時の期待は残っている一方、業績への懸念まで解消したとは考えていません。今は投資額を増やすよりも、保有分を維持しながら、その期待が業績につながるかを確認したいと考えています。
富士フイルムを3,200円で購入。その後の売買はなし
まず、今回の投資の経緯をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入日 | 2026年8月7日 |
| 購入価格 | 3,200円 |
| 利用した口座 | NISA |
| 想定した投資期間 | 長期 |
| 購入後の売買 | 買い増し・売却ともになし |
| 現在の方針 | 保有継続。買い増しは考えていない |
私が長期投資で意識しているのは、下落した銘柄を無条件で買うのではなく、自分が事業や財務に納得し、持ち続けられると思える価格で買うことです。
今回も「決算後に下がったから、すぐに戻るだろう」という短期的な反発だけを狙った購入ではありません。
一方で、長期で持つつもりだからといって、購入後の業績を確認しなくてよいとも思っていません。購入時の判断が、その後も成り立っているかは見直す必要があります。
購入当時の記録は、8月8日の株日記にも残しています。
購入時に期待したのは、高配当ではなく成長と増配
私は富士フイルムを、高い配当利回りを目的に購入したわけではありません。重視したのは、将来の利益成長が配当の増加にもつながることでした。
ただし、バイオCDMOについては、購入時から短期的な懸念を持っていました。
私は、決算後の下落を「市場が過剰に反応しただけ」とは考えていません。業績への不安がある以上、株価が下がることにも理由があります。
その不安を承知したうえで、3,200円という価格なら、長期で保有を検討できると判断しました。
購入時の決算内容や事業別の見方については、富士フイルムの決算分析記事で詳しく整理しています。
現在も保有している理由は、購入時の期待が変わっていないから
現在も保有している一番の理由は、購入時に持っていた長期的な期待が変わっていないことです。
ただし、これは「業績の改善を確認できた」という意味ではありません。
期待を持っていることと、その期待を裏付ける結果が出ていることは別です。
今の私は、購入時の考えを維持しながら、今後の決算を通じて確かめていく段階だと捉えています。
短期間の値動きだけで、長期投資の判断が正しかったかどうかを決めるつもりはありません。株価が上がったとしても、それだけで事業への懸念がなくなるわけではなく、反対に下がったとしても、それだけで購入理由がすべて崩れるわけではないからです。
見たいのは、株価の上下だけではなく、事業がどちらに向かっているかです。
株価が下がっても、買い増しは考えていない
保有を続けている一方で、私はここから株価が下がっても買い増しをするつもりはありません。
富士フイルムを高配当株とは考えていないため、業績が芳しくなくても、高い配当利回りを理由に回復を待つという投資ではありません。
今回の投資では、事業の成長や将来の増配への期待が重要な購入理由になっています。もし業績が芳しくない状態が続き、その期待が弱まるのであれば、持ち続ける魅力も薄くなります。
そこで株価が下がったとしても、「購入時より安い」というだけでは、追加する理由になりません。
平均購入単価を下げることと、投資先としての魅力が高まることは、必ずしも同じではないと考えています。
また、今の保有分を持ち続ける判断と、さらに資金を投じる判断は分けています。
現在の保有分については、購入時の期待を確かめながら持ち続けたい。しかし、業績に懸念が残るなかで、投資額を増やしたいわけではありません。これが、今の私の立ち位置です。
今後の決算で確認したい3つのポイント
今後は、「株価が戻ったか」よりも、購入時の期待を支える変化があるかを確認したいと考えています。
① バイオCDMOの回復に具体性が出てくるか
最も気になるのは、バイオCDMOの状況です。
確認したいのは、将来への期待だけでなく、足元の不調がどう改善していくのかという道筋です。
会社が開示する範囲で、売上や利益の変化に加え、稼働状況、費用負担、今後の見通しについての説明を追いたいと思っています。
一度の決算で大きく改善することを求めるというより、回復に向かっているのか、それとも回復までの時間がさらに延びそうなのかを見極めたいです。
② 会社全体として利益を伸ばせるか
バイオCDMOだけで、富士フイルム全体を判断するつもりもありません。
ほかの事業の利益がどう動いているか、会社全体として成長を維持できるかも重要です。
一つの事業の不調をほかの事業で補えているのか。それとも、全体の収益力にも弱さが広がっているのか。この違いによって、長期保有の見方は変わります。
売上が伸びているかだけでなく、その伸びが利益につながっているかを確認したいです。
③ 成長投資と株主還元を支える資金を生み出せるか
将来の増配を期待するなら、配当額だけを見ていても十分ではありません。
利益に加えて、事業から現金を生み出せているか、投資負担と財務のバランスに無理がないかも確認したいところです。
成長に向けて投資すること自体は必要でも、その投資がいつまでも利益や現金収入につながらなければ、見方を変える必要があります。
私は、配当の実績だけに安心せず、これからの配当を支える力が維持されているかを見ていきたいと思っています。
NISAで長期保有するつもりでも、判断を固定しない
今回の投資では、NISAで長く持つことを想定しています。
ただし、「長期保有するつもりで買った」という最初の方針に、何があっても従うつもりではありません。
業績が芳しくない状態が続き、購入時に期待していた成長や増配の見通しが弱まれば、保有する理由も見直します。
逆に、短期的な不調があっても、回復への道筋が確認でき、購入時の期待が維持できるのであれば、時間をかけて待つという判断もあります。
大切なのは、長期投資という言葉を、悪い変化を見ないための理由にしないことだと思っています。
まとめ:今は買い増しより、購入時の期待を確かめる段階
私は富士フイルムを8月7日に3,200円でNISA購入し、その後は売買せず保有を続けています。
高配当株としてではなく、長期的な成長と増配を期待して購入しました。その期待は変わっていませんが、短期的な業績への懸念もあり、株価が下がったとしても買い増しは考えていません。
今後は、次の3点を中心に確認するつもりです。
- バイオCDMOの回復に具体性が出てくるか
- 会社全体として利益を伸ばせるか
- 成長投資と株主還元を支える資金を生み出せるか
長く持つつもりで買ったからこそ、長く持つ理由が残っているかを確認する。
今は投資額を増やすよりも、現在の保有分を維持しながら、購入時の期待が業績につながっていくかを見ていきたいと思います。
※保有状況・投資方針は2026年9月26日時点のものです。本記事は筆者自身の売買経験と考え方を整理したもので、最新決算の更新分析や、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は最新の開示資料等を確認のうえ、ご自身で行ってください。

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